目次
1. 永住権申請、こんな疑問をよく頂きます
「自分は申請できるのかな」「書類はどこまで準備すればいい?」「不許可になったらどうしよう…」
こんな不安を抱える方のために、日本永住権に関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。
2. 日本永住権申請Q&A 20選
Q1. 永住権と在留許可の違いは?
永住権は更新なしで無期限に日本に住むことができます。
Q2. 日本に何年いれば申請できますか?
原則として合法的に10年以上在留することが条件です。
Q3. 10年未満でも申請できる例外は?
- 日本人・永住者の配偶者:結婚3年以上+日本居住1年以上
- 定住者:日本での居住が5年以上
- 高度人材:70点→3年、80点→1年で申請可能
- 難民認定者:5年以上の居住
- 日本人の子:日本居住1年以上
※ いずれも納税、社会保険加入が前提です。
Q4. 在留期間はどれくらい必要?
3年以上の在留期間があることが望ましいです。
Q5. 年収はいくら以上必要?
単身者で年間300万円以上が目安です。
Q6. 社会保険の未加入期間があると不利?
健康保険・年金の加入実績は非常に重要で、2年以内に未納があると不許可になる可能性が高いです。
Q7. 日本語能力は必要?
永住申請では必須ではありません(帰化申請では必要です)。
Q8. 家族も一緒に申請できますか?
可能です。ただし、家族ごとに個別審査が行われます。
Q9. 少しでも税金の滞納があると申請できない?
滞納があると不利になるため、完納してから申請すべきです。
Q10. 前科があると不許可になる?
軽微な違反でも審査に影響するため、注意が必要です。
Q11. 申請中に出国してもよい?
再入国許可を取得すれば出国しても問題ありません。
Q12. 審査にはどれくらい時間がかかる?
通常6ヶ月〜1年程度です。
Q13. 結果はどのように届く?
申請者の住所に郵送または通知書で届きます。
Q14. 不許可の場合はどうなる?
在留資格が残っていれば滞在を継続できます。改善後に再申請可能です。
Q15. 代理申請はできますか?
行政書士などによる申請取次が可能です。
Q16. 永住取得後に注意すべきことは?
1年以上日本を離れると永住資格を失う可能性があります。
Q17. 申請中に改名しても大丈夫?
審査に影響が出る可能性があるため、改名は申請前または審査終了後が望ましいです。
Q18. 申請中に引越しをしたら?
必ず入管と役所に住所変更届を提出してください。
Q19. 転職しても大丈夫?
転職は可能ですが、収入が大きく下がると審査に影響する場合があります。
Q20. 永住権を取得すると家族の呼び寄せはしやすくなる?
はい、永住者は家族ビザの招へいがしやすくなります。
3. 永住申請のポイントまとめ
- 社会保険加入・納付記録は最重要
- 収入と居住履歴が安定していること
- 過去の違反歴・税金の滞納履歴がないこと
4. 専門家への相談をすすめる理由
書類の準備や要件の整理など、個人での準備は抜け漏れが発生しがちです。
行政書士の指導のもとで正確に準備すれば、評価も上がり、不許可のリスクを回避できます。
堀内行政書士事務所の紹介
公式紹介ページをご覧ください。▶ 事務所紹介ページを見る
堀内行政書士事務所(東京・新宿)
担当:行政書士 堀内友起子
所属:東京都行政書士会 新宿支部
東京出入国在留管理局 申請取次行政書士
一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)会員
AIL(外国人ビザ専門家ネットワーク)所属
アクセス:
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